「結婚式をするか、フォトウェディングにするか……悩んじゃうね。」そう思っているカップルの皆さん！
結婚式もいいけど、フォトウェディングも気になるし…
どっちが自分達に合っているのか、良く分からない。
でも、ご安心を。それぞれのメリットやデメリットを詳しく解説しますので、参考にしていただきおふたりにとって最高の選択をしてくださいね。
それでは、それぞれのポイントを見ていきましょう！
フォトウェディングと結婚式の違い
結婚式とフォトウェディングの違いは、なかなか分かりにくいですよね。特に前撮りとフォトウェディングを混同してしまうことも多いです。
前撮りは結婚式に付随するものであり、フォトウェディングは結婚式を挙げない場合の選択肢です。言い換えると、前撮りはフォトウェディングの一部とも言えるでしょう。でも、あくまで結婚式のための写真撮影ですから、フォトウェディングだけで結婚式の代わりが全て叶うという訳にはいきません。
結婚式の特別な感動や、誓いを立てる瞬間をフォトウェディングだけではなかなか味わえません。 でも、もちろんフォトウェディングにも魅力があります。
ではどうやって決めればいいのか？？
それぞれのメリット・デメリットをまず考えてみましょう。
フォトウェディング
フォトウェディングのメリット
理想的な写真が撮れる
フォトウェディングのメリット 理想的な写真が撮れる フォトウェディングでは、素晴らしい写真を残すことができます。結婚式とは違い、撮影に専念するため、よりクリエイティブな写真を撮影できるのです。
結婚式ではなかなか思い通りの写真が撮れないこともありますが、フォトウェディングならカメラマンとの打ち合わせをしっかりと行って、理想のウェディングフォトを撮影することができます。
さらには、リラックスした雰囲気で撮影できることも魅力のひとつ。
結婚式は緊張やプレッシャーを感じることもありますが、フォトウェディングでは余裕を持って写真を撮ることができます。ストレスなく、カップルらしい自然な表情を引き出すことができるのがフォトウェディングなのです。
緊張を解きほぐすための時間も取れるため、自然体で笑顔を引き出すことができ、結婚式では難しいポーズや表情も、フォトウェディングなら挑戦しやすいですよね♪
個別の演出や撮影スポット選びが可能
結婚式では制約のある時間や場所ですが、フォトウェディングなら自分たちの好きな場所で、自由に写真を撮ることができます。
たとえば、お二人の思い出の場所や、特別な場所での撮影も可能です。自分たちらしい一枚を撮りたいという方には、フォトウェディングがおすすめですね。
撮影の許可さえ取れれば、会場や天候に制約されずに、自由な発想で思い出に残る写真を撮影できるのです。海辺や公園、街中など、憧れの場所で撮影できるというのは魅力的ですよね。
結婚式に比べて費用を抑える事ができる
「ゼクシィ 結婚トレンド調査2021調べ」によると、結婚式（挙式・披露宴）の平均総額は292万3,000円、平均招待客数は42.8人です。単純計算で、1人あたり約6万8,000円かかっていることが分かります。
それに比べてフォトウェディングは「ゼクシィ結婚トレンド調査2022（全国推計値）」によると、スタジオ撮影の場合の平均費用は18.3万円です。ロケーション撮影の場合の平均費用は20.4万円で、スタジオ撮影よりもやや高めです。
衣装・カメラマン・ヘアメイクアップアーティストは必須として、その他は必要なものだけ手配をすればいいのがフォトウェディング。
結婚式のように、引き出物や料理や招待状の用意は不要ですし、準備する事はとても少なくなります。
もちろん、衣装はもちろんカメラマンやヘアメイクアーティストは結婚式とクオリティは全く同等です。
結婚式でドレスをレンタルされる場合は平均で約30万円ほどになるので、ドレス１着分以下でフォトウェディングができると考えると、フォトウェディングのコスパの良さが感じられませんか？
費用を押さえて結婚の記念を残したいと考えているカップルにはフォトウェディングはおすすめです。
フォトウェディングのデメリット
しかしながら、フォトウェディングにはデメリットもあります。
参列者を限定できない
フォトウェディングは、一般的に結婚式よりも参列者を限定することが難しいです。
結婚式では、大勢の人々を招いて感謝の気持ちを伝えることができますが、フォトウェディングでは参加できる人数が制限されます。親しい友人や家族だけを呼ぶことはできますが、感謝を伝えたい他の人たちには物足りなさを感じるかもしれません。
結婚式は誓いを立てる儀式ができない
結婚式は、お互いの誓いを立てる儀式の場でもあります。しかし、フォトウェディングではこのような誓いを立てることはできません。
誓いを立てることによって結びつく感動や喜びも味わえず、フォトウェディングと結婚式とでは経験の深さに差が出てきます。大切な一歩を踏み出す瞬間を迎えることができないことは、少し物足りなさを感じるかもしれません。
ただ、スタジオによってはチャペルでの撮影ができるところもあるので、自分で結婚証明書を用意して自分達で誓いを立てるという方法もあります。
費用が内容によって大幅に変わる
写真を撮るだけ…と思われますが、ヘアメイクアーティストやカメラマンなどはフォトウェディングでも結婚式でもプロが行うことには何も変わりはありません。
もちろんドレスや着物も同じです。
フォトウェディングで費用が変わる要因として、
・衣装を何着着るのか
・撮影場所はどこなのか
この２点によって大幅に変動していきます。
衣装の数が増えれば増えるほど、衣装代やデータ代が追加になったり、所要時間が増えます。
撮影する場所が近所なのか遠方なのかによって、所要時間も交通費も大きく変わってきます。
あれもこれも！としてしまうと、費用がどんどん膨らんでしまいます。
それでも結婚式と比べるとお手頃な価格のプランもあるので、予算に合わせて選ぶことができます。なので優先順位を決めておき、おふたりの予算をオーバーしてしまった時は、プロに相談しながら内容を決めていきましょう。
結婚式
結婚式のメリット
結婚式には感動的な記念になるというメリットがあります。一生忘れられない特別な経験を家族や大切な人々と共有できる機会が結婚式です。
結婚式のメリット 結婚式を選ぶ際に考えて欲しいポイントを紹介します。
感動的な記念になる
まず、結婚式は何よりも感動的な思い出として残ります。
大切な人々が集まった場での約束や祝福は、一生の宝物となります。感動の瞬間を共有することで、絆がさらに深まりますよね。
挙式〜披露宴の初めから最後まで、1秒たりとも見逃したくない！と思うカップルも。
常に見どころだらけなのが結婚式だと思います。
フォトウェディングでは味わえない、結婚式ならではの特別な体験が待っています。
誓いを立てることができる
結婚式では誓いを立てることができます。
方法は様々！人前式・神前式・教会式（キリスト式）・仏前式など。
誓いは人生の節目であり、大切な人に対しての約束です。
祭壇の前で心を込めた誓いを交わす瞬間は、一生忘れられない思い出になることでしょう。この誓いの瞬間は、結婚式ならではの特権です。
ゲストの前で誓う事によって、より一層結婚の実感が湧きます。
参列者との共有ができる
家族や友人、大切な人々が集まってくれることで、結婚式は大いに盛り上がります。
笑いあり、涙ありの感動的な瞬間を一緒に経験できるのです。
おふたりのそれぞれの大切なご家族やご友人をお互い知ることで、おふたりの大事な人が増えた実感が持てます。
結婚式に参加いただいたゲストの方と会った時に結婚式の思い出話ができる事は、とても幸せな事だと思いませんか？
フォトウェディングでは限られた人数しか呼ぶことができませんが、結婚式ならたくさんの人たちと一緒に特別な時間を過ごせます。
結婚式のデメリット
結婚式のメリットとはいえ、デメリットも存在します。
それでは、結婚式のデメリットについて見ていきましょう。
費用がかさむ
結婚式にはさまざまな費用がかかりますから、しっかりと予算を立てて準備する必要があります。
上記でも紹介しましたが、挙式・結婚式には平均300万円前後の費用がかかります。
招待客の人数でもかなり変わりますが、決して安い金額ではありません。
結婚式は特別なイベントであり、それに相応しい準備や演出が必要となります。
会場の費用、衣装のレンタル代、装花や音響など、様々な要素がかかりますよね。普段使わないものを用意するためにも、無駄な出費が増える可能性があります。
準備や打ち合わせに時間を費やす
自分たちらしい結婚式をするためには時間も労力もかかるということを覚えておきましょう。
結婚式を成功させるためには、詳細な打ち合わせや段取りが必要です。流れや演出、料理の選定など、細かなことにも目を配らなければなりません。
私が結婚式のフローリストをしていた時に、お客様との会話の中でとても多く出てきた話題の一つが
「結婚式がこんなに決める事が多いなんて思ってもいなかった。」です。
料理にランクがいくつかあるのは知っていても、それぞれのランク内でさらにオプションがあったり。
テーブルクロスの色を決めるのは分かるけど、引き出物の袋の色やチェアカバーの色まで自分で決めたり。
想像以上に細かく決定することも、準備も多いのが結婚式なのです。
これにより、多くの時間や労力を必要とすることも少なくありません。
緊張やプレッシャーを感じる
特に主役である新郎新婦は、多くの人々の前で誓いを立てるという重責を背負っています。
緊張したり、プレッシャーを感じたりすることは珍しくありません。
人に注目されるのが苦手な方は、結婚式を挙げる上でここは結構ネックになってきます。
主役はおふたりではありますが、ゲストの方を招いている立場でもあるので気を配って気疲れしてしまう事も。
また、結婚式当日は予期せぬトラブルやアクシデントも起こり得ます。
ですが、それもまた結婚式の醍醐味のひとつと言えるでしょう。
どちらを選ぶか悩んだ時の考慮点
予算と負担のバランス
まず最初に考えるべきは、予算と負担のバランスです。
結婚式とフォトウェディングの費用には大きな差があります。フォトウェディングは比較的手軽な費用で済む一方、結婚式は多くの費用がかかります。
そのため、おふたりの予算と負担に合わせて選択することが重要です。結婚式ではゲストのおもてなしや会場の手配、披露宴の準備などが必要ですから、しっかりと考えて決めましょう。
思い出や感動をどれだけ重視するか
結婚式は一生の思い出となる大切なイベントです。たくさんのゲストと共に感動の時を共有することができます。誓いを立てる瞬間や家族との絆を深めるシーンなど、結婚式ならではの感動があります。
一方、フォトウェディングでは自分たちのペースでリラックスした雰囲気で撮影ができますが、ゲストとの共有や感動は得られません。思い出や感動を重視するか、それを考えて決めましょう。
参列者との共有や盛り上げを重視するか
最後に考えるべきは、参列者との共有や盛り上げをどれだけ重視するかです。
結婚式ではたくさんの参列者が集まり、感動や笑い、喜びを共有することができます。友人や家族との交流や盛り上がりは、結婚式ならではの醍醐味です。
ご家族・ご親族とご友人が一同に集まる場は、人生の中でもとても少ない出来事です。
一方、フォトウェディングは主におふたりの写真を撮るため、参列者を限定することが多いです。
参列者との共有や盛り上げを重視する場合は、結婚式を選ぶことが良いでしょう。
結婚式とフォトウェディング、どちらを選ぶか迷っているカップルにとって、予算と負担のバランス、思い出や感動、参列者との共有や盛り上げを重視するかが重要なポイントです。
どちらを選ぶにしても、おふたりの理想や優先順位に合わせて決めましょう。
結婚式では感動的な記念となる一方、フォトウェディングではリラックスした雰囲気で撮影ができます。
おふたりの思いや希望に合った選択をすることで、最高の結婚式やフォトウェディングが実現します。
まとめ
結婚式とフォトウェディングのどちらを選ぶか悩んでいるカップルのために、それぞれのメリットとデメリットを紹介しました。
フォトウェディングと結婚式のそれぞれのオススメのカップルは？
・自分達のペースでリラックスした雰囲気を写真で残したい
・オリジナリティ溢れる写真を撮りたい
・費用を押さえたい
・人に注目されるのが苦手
・準備に時間も手間もあまりかけたくない
・誓いを立てて、結婚した事をより実感したい
・大切な人たちにと感動を共有して、感謝を伝えたい
・結婚式に憧れがある♡
・時間を掛けながら、結婚式に向けて準備を楽しみたい
・自分達の世界観を表現して、ゲストにおもてなしをしたい
どちらを選ぶか悩んだ時の考慮点はいくつかあります。
まずは予算と負担のバランスです。どちらを選んでも費用はかかりますが、予算の範囲内で楽しめるかを検討しましょう。
また、思い出や感動を重視するのか、参列者との共有や盛り上げを重視するのか、自分たちの理想に合った選択をしてください。
まとめると、フォトウェディングと結婚式にはそれぞれメリットとデメリットがあります。
ただ、どちらも最高な思い出ができる事には間違いはありません。
どちらを選ぶかはカップルそれぞれの考えや希望によります。一生に一度の特別な日を過ごすために、じっくりと検討する時間を取りましょう。
最終的な選択は自分たちが幸せになるために大切なことですからね。 自分たちの結婚式を思い描き、最高の選択をしてください！
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